日本のデジタル放送は、規格の変更や追加の頻度が高く、ソフトウェアに対する要求は非常に高いものとなっています。ARIB規格に準拠したソフトウェアを作成し、検証するだけでも膨大なコストと期間が必要であることが実状です。加えて、デジタル放送受信機も本格的な普及期を迎え、各メーカー様におかれましては、他社製品との差別化を図る上でも規格への対応に掛かるコストをハードウェアやアプリケーションの充実に注入すべきと考えます。
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パッケージ仕様
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品名 |
構成品 |
FSDTV Middleware for ARIB |
実行モジュール(バイナリ形式)
ユーザーズマニュアル
API仕様書 |
FSDTV SampleApplication |
プログラムソース
アプリケーション設計ガイド |
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※ライセンス販売契約内容に準ずる使用許諾権を含んでおります。
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契約形態
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■ライセンス販売
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※別途ポーティング費用が必要となります。
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※詳細に関しましては、別途お問合せ下さい。
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保守サービス
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『FSDTV Middleware for ARIB』のご購入時に保守サービス契約の締結が必要となります。
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■テクニカルサポート
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Q&A対応を行います。(サンプルアプリケーションは対象外)
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基本機能
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『FSDTV Middleware for ARIB』は以下の機能ライブラリを提供します。
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■選局ライブラリ
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ARIBで規定されている選局処理シーケンスを容易に実現するモジュールです。
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■PSI/SIライブラリ
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ARIBで規定されているPSI、SIセクションの受信制御、バージョン管理を行うモジュールです。
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■Downloadライブラリ
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データ放送コンテンツの受信制御、全受信機共通データ、ソフトウェアダウンロードデータの受信制御を容易に実現するモジュールです。
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■PESライブラリ
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独立PESの受信制御を行うモジュールです。
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■CASライブラリ
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ARIB限定受信方式に準じたデスクランブル制御を行うモジュールです。
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■AVライブラリ
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MPEG映像、MPEG音声のデコード制御、映像、音声の出力制御を行うモジュールです。
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規格
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『FSDTV Middleware for ARIB』はARIB(社団法人電波産業会)が策定している、以下の標準規格、技術資料に準拠したソフトウェアです。
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■技術資料
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・ARIB TR-B14 地上デジタルテレビジョン放送運用規定
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・ARIB TR-B15 BS/広域帯CSデジタルテレビジョン放送運用規定
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・ARIB TR-B39 高度広帯域衛星デジタル放送運用規定
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■標準規格
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・ARIB STD-B10 デジタル放送に使用する番組配列情報
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・ARIB STD-B25 デジタル放送におけるアクセス制御方式
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・ARIB STD-B60 デジタル放送におけるMMTによるメディアトランスポート方式標準規格
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・ARIB STD-B61 デジタル放送におけるアクセス制御方式(第2世代)及びCASプログラムのダウンロード方式標準規格
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動作環境
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『FSDTV Middleware for ARIB』はOS/ハードウェアの違いを吸収する移植性の高い構造です。システムポーティングレイヤーをカスタマイズすることにより、様々なOS/ハードウェアに対応することが可能です。
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■対応OS
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・Linux、VxWorks、Windows CE、他組込みOSに対応
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■CPU
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・各社対応
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※詳細に関しましては、別途お問合せ下さい。
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※会社名、製品名などは一般に各社の商標または登録商標です。
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※FSDTVは富士ソフトの登録商標です。
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