富士ソフト株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役 社長執行役員:坂下 智保)は、デジタル教科書・デジタル教材の新しいサービス基盤となる「みらいスクールプラットフォーム」を、教科書会社様および教材会社様に向けて提供開始(※)いたします。 教育の大改革となる2020年の学習指導要領全面改訂を控え、教育現場でのICT活用の機運が高まってきており、タブレットや電子黒板の導入等、ハードウェア環境の導入・整備が進みつつあります。デジタル教科書・デジタル教材の利用率も全国規模で50%を超え、学校教育法の一部改正に伴い2019年4月からは紙の教科書に代えてデジタル教科書が使用できることとなったため、今後さらに利活用が進むと見られています。 今後ますます需要が高まると見られるデジタル教科書・デジタル教材を、より簡単に低コストで開発・提供可能にするため、当社は「みらいスクールプラットフォーム」の提供を開始いたします。 「みらいスクールプラットフォーム」は、紙の教科書・教材作成時に作成する教科書・教材紙面データを読み込み、簡単にデジタル教科書・デジタル教材を作成することができ、配布・配信まで行えるサービス基盤です。作成したデジタル教科書・デジタル教材は、当社独自技術により、端末(パソコンやタブレット)を選ばず、快適に動作いたします。 「みらいスクールプラットフォーム」は、教育出版株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:伊東 千尋)、株式会社学研教育みらい(本社:東京都品川区、代表取締役社長:小林 徹)、学校図書株式会社(本社:東京都北区、代表取締役社長:中嶋 則雄)の令和2年度版デジタル教科書のサービス基盤として採用が決定し、サンプル版「みらいスクールプラットフォーム」を使用して作成した、令和2年度版デジタル教科書(サンプル)が各社から公開されております。 この「みらいスクールプラットフォーム」と、3社が公開した令和2年度版デジタル教科書(サンプル)を、第10回教育ITソリューションEXPO(6月19日~21日/東京ビッグサイト)に出展いたします。 富士ソフトは、「みらいスクールプラットフォーム」の提供により、デジタル教科書・デジタル教材の普及、教育現場のICT利活用推進、未来の社会を担う子どもたちの育成に貢献してまいります。 (※)提供開始時期は以下の通りです。 ・正式版:2019年10月 ・サンプル版:提供中 【「みらいスクールプラットフォーム」について】 「みらいスクールプラットフォーム」は、デジタル教科書・デジタル教材作成ツールと表示ライブラリ、サーバ機能で構成されるサービス基盤です。 |
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みらいスクールプラットフォーム イメージ
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2 デジタル教科書・デジタル教材作成ツール (オーサリングツール) 教科書・教材の紙面データ(原稿レイアウト・デザイン)と素材データ(教科書紙面のテキスト、画像、動画、音声、既存教材等)、表示ライブラリを組合せて、デジタル教科書・デジタル教材を作成するツール。作成にかかる時間、制作者の負担を大幅に軽減。 |
デジタル教科書教材作成ツール画面イメージ
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3 サーバ機能 作成したデジタル教科書・デジタル教材をサーバ経由で配信する場合に使用する機能。様々な配信パターンに対応。 ユーザ管理やリモートでのデジタル教科書・デジタル教材の更新、学習履歴・操作ログの保持にも対応。既存のデジタル教科書・デジタル教材も配布/管理対象とすることができ、運用にかかるコストを軽減。 <対応配信パターン> ・学校/教育委員会様に設置したサーバ経由での配信(イントラネット環境/プライベートクラウド環境) ・クラウド経由での配信(※) ※ クラウド経由での配信は検討中であり、サービス開始時期は未定となります。 【エンドースメントご紹介】
【第10回教育ITソリューションEXPO 出展について】
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