富士ソフト株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役 社長執行役員:坂下 智保)は、2019年1月31日に、兵庫県神戸市(市長:久元 喜造)およびパーソルテンプスタッフ株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長 和田 孝雄)と、「RPA概念検証の実施に関する協定」を締結し、神戸市の行政業務の効率化に向けて設計・開発を進めておりましたRPA(ロボテック・プロセス・オートメーション)を使った概念検証を3月より開始いたしました。 行政には、年間を通して対応が必要な日常的な業務と、特定の時期に対応が集中する業務があります。業務の集中は業務量の平準化を妨げ、継続されない業務は手順の引き継ぎや習熟が難しいため、業務の効率化を妨げる原因の一つとなります。 当社は神戸市と、特定の時期(年度末)に対応が集中する学童保育申請の受付事務にRPAを導入し、概念検証を実施しています。RPA導入効果の確認とともに今後の導入拡大に向けた課題の抽出を行い、さらに既存の行政システムやシステム環境、RPAとの適合性に係る課題の検証も予定しています。今回使用するRPAツールは、サーバ構築が不要であり、汎用性が高いことから、「UiPath(ユーアイパス)」を選定しました。 富士ソフトはAI、IoT、セキュリティ、クラウド、ロボットなど先進的な技術をソリューションとして展開しております。RPAに関しましても、高い技術力と豊富な実績で神戸市の行政業務の効率化を支援してまいります。 |
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【神戸市企画調整局のRPAの概念検証について】 神戸市(企画調整局 情報戦略部)、パーソルテンプスタッフ、富士ソフトの3者による共同研究事業 |
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期間: | 2019年1月31日(木)~2019年3月31日(日) |
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対象業務: | 学童保育申請の受付・審査業務 |
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実証検証: | RPAの概念検証を実施し、効果の検証と今後の導入に向けた課題の抽出を行う。 |
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■神戸市 URL: http://www.city.kobe.lg.jp/ 企画調整局戦略情報部イノベーション担当課長 森 浩三様から以下のコメントを頂戴しています。 「RPAの導入は、行政の市民サービスと業務生産性向上に大きな効果が期待できる一方、導入に必要な手順や改善すべき前後の工程、構築に必要な工数など、導入効果を最大にするために検証が必要な点も多いと思います。今回の概念検証では、このような点まで明らかにできることを期待しています。」 ■パーソルテンプスタッフ株式会社 URL: https://www.tempstaff.co.jp/ 神戸市の業務BPOの委託請負会社。 今回の検証においては、RPAの導入対象とする業務プロセスの選定、作業手順や作業に必要な電子データの提供、導入前後の作業時間計測、および業務効果、導入課題検証に参画しています。 |
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【RPAソリューションについて】 | ||
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●UiPath(ユーアイパス) URL: https://www.uipath.com/ja/ UiPath社が提供するRPAプラットフォーム。 |
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※記載している会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。
■ニュースリリースについて |
■RPAソリューションについて |