Technology Driven
Career Step
キャリア形成|キャリアステップ紹介
船間 卓 Suguru Funama
ASI事業部
第3システム部
第4技術グループ
課長(プロフェッショナルPM)
2005年入社
※部署名・役職は取材当時のものです。
2005年4月~ 2006年3月 STEP1 入社 |
システム事業本部
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2006年4月~ 2008年3月 STEP2 |
システム事業本部携帯電話開発(地デジ)の評価を担当し、トラブルの恐ろしさを体験。基本的な知識を自主的に勉強し、人並みの開発者として成長。また、コミュニケーション能力も向上。 |
2008年4月~ 2010年4月 STEP3 |
システム事業本部カーナビ(交通情報)の開発に携わる。その後、再び携帯電話開発(ストレージ機能)を担当。共通プラットフォームを作るプロジェクト開発の第一線でお客様とやり取りをする立場に成長。 |
2010年5月~ 2016年12月 STEP4 リーダー |
ASI事業部第3システム部
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2017年1月~ 2018年9月 STEP5 PM |
ASI事業部第3システム部PMの立場となり、ロジカル思考やマネジメント能力を向上できた。マネジメントから開発プロセスのポイントを正確に理解。幅広いコミュニケーションが必要になり、人脈を広げた。 |
2018年10月~ 現在 STEP6 課長 |
ASI事業部第3システム部
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現在は自動車に搭載される制御用コンピューター(いわゆるECU)を開発する仕事に携わっています。「お客様がやりたいこと」や「やりたいが具体性がないこと」を引き出し、当社の技術を生かした開発業務として仕事を獲得できるよう切磋琢磨しています。また、メンバー個々の成長、組織の底上げをする役目も担っています。
入社当初は仕事の進め方、業務内容を理解するのに必死でした。思い返してみると他人の意見は気にせず、自由奔放な社会人生活を送っていました。その後、PLという立場を任されるようになり、自分が技術的なところをおさえて、手のかかる部分を他のメンバーに任せていけば良いと考えるようになりました。
しかし、カーナビ開発でのPLを経験した際のことです。タイトなスケジュールで開発が進んでいましたが、メンバーが上手く連動せず納期遅延が拡大するばかりでした。プロジェクト、個人としての想いを顧みず、私自身のやり方が正しいと信じて思うように進めていたことが原因だと気づきました。
これを機に、プロジェクト管理を勉強し、各個人のモチベーションを保つことがプロジェクト成功にとって非常に重要であることを学びました。
これまではプロジェクトマネジメントの重要性に重きを置いてきましたが、それだけではお客様、現場と円滑に物事が進められない、共感を得られないと感じることが増えました。今後はカーメーカーのトレンドをつかみつつも一歩先の技術を捉え、提案につなげられる力を強化したいと感じています。理想を語るだけではなく、常に開発現場に近い視点で、新たな技術を利用することでの実現性を検討し、それをお客様に提案する、そんなイメージです。そのためにはモノづくりの原理を正しく理解するなど自己啓発での勉学に励んでいきたいと思います。