世界中の「ものづくり」を愛する方々に支えられて、「インターナショナルロボット相撲大会」は、今年で28回を迎えることとなりました。
日本から発祥したロボット競技のグローバルスタンダードとして、このロボット相撲大会は、世界中でロボットテクノロジーを学ぶ最高の教材として
選択されており、ロボット相撲大会を通じ、ロボティクスの基礎・基本を習得し、研究意欲の向上と 創造性発揮の場となり、世界22ヶ国の選手が集うインターナショナル大会となりました。
今年は、世界中で開催されるロボット相撲大会の中の17大会を公認大会とし、2,000名を超える参加者の中から200名余のロボット相撲の精鋭たちが、相撲の聖地、東京・両国の国技館で「ヨコズナ」の称号を得るために来日を予定しています。
また、ロボットでの対戦型団体競技であるロボフト大会を平成29年2月19日にパシフィコ横浜にて開催します。
本競技は、5台のロボットと操作員で構成するチームで、ゴム製の楕円ボールを使い、相手ゴールへボールを運び得点する競技です。
ロボット競技としては、シンプルでありながらゲーム性、スポーツ性の高い競技であり、楽しみながら、「ものづくり」と技術が学べ、そして、発想力、チームワークといった、現在の技術者教育に必要な要素を多分に含み、最高の教育効果を生んでおります。
ぜひ、皆さんもチームを作って、ご参加ください。
富士ソフトは、ロボット相撲、ロボフトを通じ、世界中の皆様が「ものづくり」にかける情熱と夢を育み、ロボットテクノロジーを学ぶきっかけとして、これからも末永く続けられるよう、尽力してまいりたいと考えております。
世界中の皆様からのご参加、ご来場を心よりお待ちしております。
生徒・学生ならびに社会人が、ロボットづくりを通して、技術の基礎・基本を習得し、研究意欲の向上と創造性発揮の場を提供し、「ものづくり」の楽しさを知っていただくこと。
ロボット相撲大会では、「エンジニア精神5カ条」を制定しております。
大会出場選手ならびにその関係者は、ロボット競技会の参加にあたり以下の5箇条の遵守が義務付けられています。
- 常に安全に努め、フェアプレー精神で試合に臨もう。
(安全第一、フェアプレー精神) - 全ての参加者とその関係者仲間を敬い、思いやる気持ちを持とう。
(豊かな心) - 創意工夫と技術向上に挑戦しよう。
(技術への挑戦) - 大会を交流の場として仲間作りに努めよう。
(人と人のコミュニケーション) - 次代を担う後輩たちに夢と希望を与えよう。
(技術の伝承)