マーケティングや経営戦略において、もはや切り離せないものとなったCRM(Customer Relationship Management)。
そのCRMで世界No.1のシェアを誇るのがセールスフォースです。セールスフォースではCRM以外にもさまざまな機能をクラウド上で提供しており、アプリの開発にも対応します。
もちろん、CRMに必要な機能もすべて揃っています。ここでは、セールスフォースのCRMについて紹介します。
セールスフォースのCRMの特徴
クラウドが普及する初期の頃からサービスの提供を開始していたセールスフォース。現在では、営業支援、カスタマーサービス、マーケティング、コミュニティ、アナリティクス、プラットフォームと、多岐にわたるサービスを提供しています。特に強いのはCRMとSFA(Sales Force Automation)で、CRMでは世界No.1のマーケットシェアを持ち、SFAでは日本で圧倒的なシェアを持ちます。
セールスフォースは特に、クラウドを使ったビッグデータ解析応用CRMとして、10年以上にわたるノウハウを蓄積していることが特長となっています。これは、今まで専門家が専門ツールを使いこなしてビッグデータを解析していた部分を、アナリティクスクラウドというクラウドサービスで提供することによって、誰でも容易にビッグデータを活かしたCRMを可能にするというものです。
CRMに有効な機能としては、リアルタイムに営業データを管理・分析し営業活動を効率化し、より多くの商談成約に導くクラウド型営業支援・顧客管理CRM「Sales Cloud」、それにコールセンターからソーシャルメディアまで、幅広いチャネルでより速く的確なサービスを提供するクラウド型カスタマーサービス支援CRM「Service Cloud」があります。これにより、顧客は常に最新情報を把握でき、コールセンターの内外からリアルタイムにサービスを運用できるという特長があります。
セールスフォースを選ぶメリット
セールスフォースはクラウドサービスであるため、契約をすればすぐに利用することができます。新たにCRMのためのシステムを構築する必要がなく、安価な月額料金で利用できることも魅力です。さらにメリットとして挙げられるのは、「顧客管理を徹底することで売上げの向上に貢献できる」ということです。また、スマートフォンやタブレットなどを使って、場所や時間を選ばずデータなどをリアルタイムで確認することができます。
また、データのあらゆるオブジェクトに対してレポートを作成できるので、必要なデータを読みやすく表示させることができます。その画面表示はスマートフォンやタブレットからアクセスすることもできます。さらに、専門知識やスキルを必要とせずに、業務アプリケーションの開発が可能です。しかも、非常に速いスピードで開発できることが特長で、従来のアプリケーション開発に比べて5倍の速さであったという事例もあります。
事例においては、金融機関や通信などの大規模事業者向けサービスから、個人商店など小規模事業者向けまで、世界規模でさまざまな成功事例を蓄積しています。それを支えているのが、セールスフォースならではのフットワークの軽い業務展開と、これまでの単純な問題解決手法としてのクラウドではなく、顧客の実現したい商品を一緒に作っていく「ビジョンセリング型サービス」であることが挙げられます。
富士ソフトは、独自のソリューションと組み合わせてSalesforce CRMやForce.comを活用したSaaSアプリケーションを販売する、VAR(付加価値再販)パートナーです。販売、マーケティング、請求、サポートなどお客様とのすべての窓口を担い、専任の担当者がお客様の課題をトータルに解決します。