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ハードウェアの保守切れはクラウド移行の好機

社内システムで使用しているハードウェアは、一定期間の保守サービスとともに購入し、保守サービスの期限に合わせて見直しやリプレースを検討します。
こうした保守切れのタイミングは、パブリッククラウドへシステム環境を移行する好機でもあります。また、既存のvSphere環境をバージョンアップするタイミングも同様です。
ここでは、システム環境の「vCloud Air」移行について紹介します。

既存vSphere環境のバージョンアップを検討する場合

多くの場合、社内システムで使用しているハードウェアは、一定期間の保守サービスとともに購入します。そして、保守サービスの期限に合わせて見直しやリプレースを検討します。しかし、IT技術の進化は早く、現在使用しているハードウェアの保守サービスが切れる頃には、もはや古いスペックになっていることも少なくありません。

ハードウェアのリプレースは、次に導入する機器の選定や導入計画、実施までに必要な作業など、時間と工数が必要な作業となるため、IT担当者の負荷は大きなものになってしまいます。また、新たなハードウェアの導入費用や運用コストなども考える必要があります。
さらに、社内システム上に「vSphere」で仮想環境を構築している場合には、「vSphere」のバージョンアップをハードウェアのリプレースに合わせて行いたいと考えているケースも多いと思います。ハードウェアのリプレースは計画から実施まで時間がかかるため、そこにバージョンアップによる検証作業を加えることは、リプレースの複雑化や長期間化も招いてしまいます。

「開発環境・テスト環境」→ハードウェアのリプレース、コストの問題、性能面の問題、運用の問題→「新規システム」

ハードウェア更新のメリットとデメリット

ハードウェアを最新の機器に更新することで、データ転送速度の高速化をはじめとする性能の向上や、最新の機能を使用できるといったメリットがあります。また、あらかじめ余裕のある設計をすることで将来的な技術の進化にも対応することが可能です。これは、社内に仮想環境を構築している場合にも有効です。

とはいえ、技術の進化も加速しており、例えばストレージのインタフェース規格がより高速な新しいものになったり、より効率的な管理や利用が可能なデータベース向けOSが登場するなど、現時点では最新のハードウェアであっても、短い期間で陳腐化してしまう可能性もあります。

さらに、ハードウェアのリプレースは初期コストが非常に大きく、また管理ツールなどの進化によって効率的な運用まで時間がかかることもあります。性能の優位性と技術の進化、ハードウェアのコストなどの要因が絡み合うことから、リプレースした最新のハードウェアが次回のリプレースのタイミングまでその優位性を保てるかどうかは微妙なのです。

「vCloud Air」で既存のVMをまるごと移行

ハードウェアのリプレースを検討している場合に有効な解決策となるのが、VMwareの提供するパブリッククラウドサービス(IaaS)「vCloud Air」の活用です。社内のハードウェアをリプレースするのではなく、「vCloud Air」を活用することで、オンプレミスの仮想環境をそのまま移行できるというメリットがあります。これによりハードウェアのリプレースによる初期費用や運用コストを大幅に削減できます。

「社内環境」→丸ごとリプレース→「クラウド環境」

また、現在運用しているvSphere環境も、仮想マシンを含めて丸ごと「vCloud Air」上のクラウドリソースへ移行することが可能です。これにより、社内側のハードウェア運用をクラウド側に完全にオフロードできます。ハードウェアの更改や、vSphereのバージョンアップの悩みからも解放されます。移行作業が容易に行えることも大きなメリットです。

富士ソフトでは、VMware製品の提供、構築だけでなく、他の仮想化ソリューションとの連携などにも対応します。さらに、仮想化環境においても重要な機能となるセキュリティ対策などの構築も合わせて支援するほか、セミナーや運用支援などのサポートも提供しています。仮想化製品の導入を考えているなら、ぜひ富士ソフトにご相談ください。

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