AIモデル開発における、以下のような問題を自動アノテーションサービスが解決します。
富士ソフトの自動アノテーションサービスでは、当社独自のAIによる自動アノテーションシステムを用います。
自動アノテーションシステムは、手作業によるバラつきを少なくし、
高い品質のアノテーション済み学習データを生成するうえ、手作業を約7割削減(当社比)することができます。
さらに、当サービスの最大の特徴である学習寄与度を活用すれば、必要な学習データを効率的に選定することで、
結果的にアノテーション済みの学習データ量を削減することができます。
このため、学習データ量はあるのに精度が上がらない、学習時間が長い、膨大なメモリ量が必要などの
AIモデル学習時の課題を解決できます。
学習データの量は十分あるはずなのに、いくら学習してもAIモデルの推論精度が上がらない場合があります。そのような場合は、学習データに偏りが出て、バランスが崩れている可能性があります。
当サービスは、アノテーションデータに学習寄与度を付与することが可能なため、学習寄与度を指標として不要な学習データを減らすことで学習データのバランス改善することができます。これによって、推論精度向上が期待できます。
AIモデルの学習には多量の学習データが必要となるため、手作業によるアノテーションでは、膨大な時間が必要です。
当サービスはAIが自動でアノテーションを行うため、アノテーション時間を大幅に抑えることができ、約7割も削減した例もあります。
手作業によるアノテーションでは、個人の経験や勘によるバラつきが生じることがあります。このバラつきは、AIモデルの学習に悪影響を及ぼすことがあります。当サービスはAIが自動でアノテーションを行うため、手作業によるバラつきを最小限に抑えることができます。
当社独自のAIがアノテーションデータに付与した情報であり、
AIに学習させる前に、各データがどの程度学習結果に影響するかを分類したレベル。
これまでアノテーションデータは、技術者の経験や勘によって選別していました。
富士ソフトの自動アノテーションサービスの学習寄与度によって
あらかじめ検出の難易度が高いデータや見落としやすいデータ、学習の結果に影響のないデータなどを
レベル分けしておくことで、効率的に推論精度を向上させることが可能です。
「学習寄与度付与」を活用することで、
短時間で且つ正確な学習に効果的なデータの選定が可能となり、
学習全体の効率化を実現します。
AIモデル学習に効きそうなデータをレベル分けするため、効率的に学習することができます。
人の感覚より正確にAIがデータのレベル分けを行うため、学習の精度を早く向上できます。
学習寄与度を用いて難易度の低いデータ、高いデータに分別することで、AIモデル評価時もデータの難易度別に精度検証が可能です。
自動アノテーションサービスは、
大量のアノテーションデータの用意が必要な場合に特に有効です。
当サービスでは、まずはヒアリングさせていただき、
お客様のAIシステム開発に最適なアノテーションサービスをご提案差し上げます。
お客様へのヒアリングを実施、アノテーションに対するご要望、仕様を明確にします。
お客様から対象の学習データをご提供いただきます。
当社にて自動アノテーションを実施いたします。
学習時間の短縮や推論精度向上のため、学習寄与度を付与します。
自動アノテーションで誤検出 / 未検出した箇所を手動で修正します。
ご指定いただいた形式でアノテーションした学習データを納品いたします。
※オプションサービス
当サービスは物体検出用の画像や動画データに対応しています。
アノテーションタイプはバウンディングボックスとなります。
他の種別は随時対応予定です。
10年以上前からAIサービスに取り組んできた富士ソフトが、その技術の粋を集めて展開するAIソリューションには、AI開発の最新ソリューションを掴むためにも最適な資料となっており、AIに取り組む皆様の道標として活用いただける資料となっております。
当社独自のアルゴリズムで構築した次元圧縮AIエンジンが、AIモデルの精度向上、ハードウェアコストの削減、推論時間の短縮に貢献いたします。
自動アノテーションと、当社独自の「学習寄与度」を活用し、学習に効果的なデータを正確に短時間で選定することができます。