新年明けましておめでとうございます。
昨年は、激動の世界情勢による不安定な為替の変動、急激な物価上昇等、不透明な経済環境が続く中、企業においては競争力を強化するためにDXへ取り組むことが定着し、さらにその流れが拡大基調となった一年でした。当社においても、技術の変化、お客様の変化、社会の変化に対応し、必要な技術の研鑽に努めるとともに、多様化するお客様のビジネスニーズに対応していくことで、しっかり成長できた1年となりました。ご支援いただいた皆様に感謝申し上げます。
昨年、ChatGPTに代表される生成AIサービスが開始されたことで、社会に衝撃を与えました。今年は、生成AI自体の進化と伴に、その利用技術や利用ノウハウが進化し、ユースケースが増えていくと思われます。当社も、当社自身が使いこなすために昨年設立した専門部隊を中心に全社での活用を促進し、その成果をお客様・社会にどんどんお届けできるよう努めてまいります。ICTは、AIに限らず、さらに、広く、深く発展を加速させていくでしょう。当社はこれからも技術の動向に注意深く向き合い、当社ビジネスに関連する分野にいち早く取り組むことで、お客様、社会に貢献していきたいと考えています。
また、当社は、企業価値向上に向けた検討を進めており、2022年に委員会を立ち上げ、昨年は様々な発表をしております。本年度は、監査等委員会設置会社としてグループ全体の新たなガバナンスの構築、不動産流動化施策の推進、グループシナジーの強化等、これまで進めて来た施策をさらに企業価値向上に繋げてまいります。また、昨年8月に公表した当社単体の重要指標となる一人当たり営業利益額の向上策も検討を進めており、昨年2月に公表した将来ビジョンに向け、新規ビジネス分野への挑戦、グループシナジーの強化等と併せて、新たな事業計画を策定し推進してまいります。
変化が激しく先の見えない時代に対応し、革新と発展を弛まなく続けたいと考えています。ICTのプロとして日本企業のDXに尽力し、「ICT の発展をお客様価値向上に結びつけるイノベーショングループ」を目指してまいります。
2024年1月1日
富士ソフト株式会社
代表取締役 社長執行役員
坂下 智保
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