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2020年7月22日

UXPを使用したセキュアな情報連携基盤を
「介護デジタルハッカソンin横浜」に提供し、技術面をサポート

介護情報を活用した多彩なアイデアを審査

 新型コロナウイルス感染拡大を受け開催が延期されておりました「Wakamono Innovation Network 2019 ~第2回 介護デジタルハッカソンin横浜~」が再開され、7月12日(日)に横浜市役所にて審査結果発表会が開催されました。富士ソフト株式会社は、Cybernetica社の情報プラットフォーム「UXP(Unified eXchange Platform)」を使用したセキュアな情報連携基盤を提供して技術サポート、さらに審査員としても参画いたしました。

 当社は、横浜市および介護事業者3社と、AI、IoT、セキュリティなどの先端技術で介護事業と市民サービスの向上を目指して協定を締結し、「ケアテック・オープン・ラボ横浜※」として横浜市の課題解決に関する研究に取り組んでおります。この度の、「Wakamono Innovation Network 2019 ~第2回 介護デジタルハッカソンin横浜~」には、研究テーマの1つである「民間事業者間における効果的なデータ連携のあり方に関する研究」の一環として参画いたしました。
 イベントでは、ケアテック・オープン・ラボ横浜の各介護事業者協力のもと、UXPを使用した事業者間をつなぐ情報連携基盤を構築、個人情報を含む機密情報である介護情報を活用できる環境を提供いたしました。この介護情報を活用した多彩なアイデアが各チームから発表され、当社も審査員として参画しております。
 今後、この環境を、事業者間をつなぐ基盤モデルとして、行政機関、ならびに民間事業者間の介護情報の連携に活用することで、介護を始めとする地域包括ケアなど行政の市民サービスの向上や負担軽減、更に業務の効率化が期待できます。

 富士ソフトは、今後も、AI、IoT、セキュリティなどの先端技術の活用を推進し、UXPを用いて地方自治体の抱えるデジタルトランスフォーメーションやスマートシティなどの課題の解決に貢献してまいります。

※ケアテック・オープン・ラボ横浜 (2019年3月20日発表)
「介護分野におけるオープンイノベーションによる課題解決に関する研究協定」を民間企業4社と横浜市が締結
~『ケアテック・オープン・ラボ横浜』始動~
URL: https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/seisaku/2018/0320_caretex.html



【Wakamono Innovation Network 2019 ~介護デジタルハッカソンin横浜~について】 http://yokohama.localgood.jp/win2019/
急速に高齢化が進む日本において、介護領域でのデジタル技術の活用に向けて、日本の将来を担う若者の発想力・実行力を活かすべく、イノベーション創出型ハッカソンが開催されました。


主催: Wakamono Innovation Network 2019実行委員会
後援: 横浜市政策局
協力: 富士ソフト株式会社、CYBERNETICA AS

審査結果発表会の様子"

審査結果発表会の様子

急速に高齢化が進む日本において、介護領域でのデジタル技術の活用に向けて、日本の将来を担う若者の発想力・実行力を活かすべく、イノベーション創出型ハッカソンが開催されました。


●横浜市政策局政策課データ活用推進等シニアディレクター 岡﨑 洋子様よりコメントを頂戴しました。
「2019年3月に始動した『ケアテック・オープン・ラボ横浜』の取組の一つとして開催しました『介護デジタルハッカソンin横浜』では、富士ソフト株式会社様から介護情報の連携基盤として情報プラットフォーム(UXP)環境をご提供いただき、また、実用的なアイデア創出に向けて多大なご助言をいただきましたこと、深く感謝申し上げます。UXP環境によりセンシティブな介護情報の活用について検討できたことは、より効率的で質の高いサービス提供を実現していく上で、画期的な取組であったと感じています。今回のハッカソンにおけるアイデアが、情報連携を通じた介護分野における課題解決の萌芽となりますことを大いに期待しています。」


【富士ソフトのUXPソリューション】 https://www.fsi.co.jp/uxp/
デジタルトランスフォーメーションを実現し新たなサービスを創造する情報プラットフォームUXP導入をトータルサポート

富士ソフトのUXPソリューション"

新型コロナウイルスの感染拡大の影響により新しい生活様式の確立が求められ、デジタルトランスフォーメーションによる社会変革の重要性が高まっています。富士ソフトは、データ連携基盤技術を提供することで、近い将来のスマートシティの実現を目指した行政や企業間でのデータ利活用と、その変革に貢献いたします。 クラウド、セキュリティなどの高い技術力と、様々な業種・業態のお客様への豊富な実績を活かし、官公庁と民間とのサービス連携など、セキュアで利便性の高いサービス提供が求められるプラットフォームの構築を支援します。

●UXP(Unified eXchange Platform)について https://cyber.ee/products/secure-data-exchange/
イベントで使用したUXPは、世界的に有名なエストニアの電子政府システムの連携基盤「X-Road」をエストニア以外の政府や組織へ提供するために発展・開発された、暗号化と相互認証の機能を持つピアツーピアのデータ交換を可能とする技術。分散型のアーキテクチャに基づいているためコスト効率が高く、システムの自立性を維持したまま、データの完全性を損なうことなくセキュアなデータ交換が可能。 この技術により、行政手続きなどのワンストップ・ワンスオンリーの実現に向けたプラットフォームとしての優位性が高い。


特長
・セキュリティ
 複数のセキュリティで データの完全性と安全性を保証
 署名とタイムスタンプで、 すべての照会履歴を監視可能
・連携が容易
 既存システム・データベースをUXPに接続できる
 データ連携用に新たなシステムの開発は不要
・情報の公開権限を簡単にコントロール
 個人毎に情報の公開権限を簡易にコントロールすることが可能




以上

この件に関するお問い合わせ

●ニュースリリースについて
 コーポレートコミュニケーション部
 広報窓口
 TEL:050-3000-2735
 FAX:03-5209-6085
 E-MAIL:mkoho@fsi.co.jp

●サービスについて
 ソリューション事業本部 ソリューション営業部
 TEL:050-3000-2149
 E-MAIL:uxp-info@fsi.co.jp

※記載のニュースリリース情報は発表日現在のものです。
 その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
※その他記載している会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。