プロフィール

原 悟史Satoshi Hara

技術管理統括部
セキュリティマネジメント部
部長 / フェロー

博士(工学)。富士ソフト株式会社で組込み開発12年の経験を持つ組込みセキュリティのスペシャリスト。2017年からはセキュリティ業務に携わり、組込機器を対象としたセキュリティ技術の調査研究に取り組むとともに、セキュア開発の推進を行っている。業務の傍ら、 2020年9月に横浜国立大学で博士号を取得、同10月より横浜国立大学 先端科学高等研究院の連携研究員として、セキュリティの研究にも取り組んでいる。

保有資格

  • CISSP (Certified Information Systems Security Professional)
  • 情報処理安全確保支援士
  • 情報処理技術者試験 エンベデッドシステムスペシャリスト
  • 情報処理技術者試験 ネットワーク スペシャリスト

団体活動

  • CCDS セキュリティ技術WGの主査企業の一員として、CCDS_IoT分野共通要件ガイドライン2019年_別冊_v1.0 の執筆に参画

論文

  • 原 悟史、熊 佳、玉井 達也、田宮 和樹、田辺 瑠偉、藤田 彬、吉岡 克成、松本 勉、"IoT機器の実機を用いたマルウェア動的解析手法の検証" 電子情報通信学会論文誌、2020. 第16回電子情報通信学会通信ソサイエティ論文賞(優秀論文賞)
  • 原 悟史、田宮 和樹、鉄 穎、渡辺 露文、吉岡 克成、松本 勉、"感染持続型IoTマルウェアの実態調査と実機による概念実証" IEICE trans., Vol. J102-B, No. 8, pp. 524 - 535, 2019.
  • Chun-Jung Wu, Ying Tie, Satoshi Hara, Kazuki Tamiya, Akira Fujita, Katsunari Yoshioka, Tsutomu Matsumoto, "IoTProtect: Highly Deployable Whitelist-based Protection for Low-cost Internet-of-Things Devices," IPSJ Journal, Vol. 26, pp. 662 - 672, 2018.

国際会議(ポスター)

  • Satoshi Hara, Jia Xiong, Tatsuya Tamai, Kazuki Tamiya, Rui Tanabe, Akira Fujita, Katsunari Yoshioka, Tsutomu Matsumoto, "Verification of malware dynamic analysis method using real and virtual IoT devices," IWSEC2019, poster session, 2019.

国内研究会・シンポジウム

  • 井上 貴弘、原 悟史、榊 博史、岡田 晃市郎、塩治 榮太朗、秋山 満昭、佐々木 貴之、田辺 瑠偉、吉岡 克成、中尾 康二、松本 勉、"適応的サンドボックスによる持続感染型IoTマルウェアの動的解析" 電子情報通信学会情報システムセキュリティ研究会、2021.
  • 森下 瞬、小川 航汰、原 悟史、田辺 瑠偉、吉岡 克成、松本 勉、"広域スキャンとダークネット観測に基づくIoTマルウェア感染状況の分析" 電子情報通信学会情報システムセキュリティ研究会 2020.
  • 熊 佳、玉井 達也、田宮 和樹、原 悟史、田辺 瑠偉、藤田 彬、吉岡 克成、松本 勉、"IoT機器を用いたマルウェア動的解析環境の構築方法の検討" ICSS研究会 2019.
  • 原 悟史、渡辺 露文、田宮 和樹、吉岡 克成、松本 勉、"IoTマルウェアの持続的感染の成立要因の分析と実機による検証" 情報処理学会コンピュータセキュリティシンポジウム2017、 2017(CSS2017奨励賞)

受賞歴

  • 第16回電子情報通信学会通信ソサイエティ論文賞(優秀論文賞), 2021.
  • 情報処理学会主催 コンピュータセキュリティシンポジウム2017 奨励賞, 2017.