ローカル5Gにご興味をお持ちの方は、富士ソフトでローカル5Gのデモ体験が可能!

5Gの可能性を追求し、
社会貢献を目指す

5Gに関する様々な技術やノウハウを蓄積し、お客様のビジネス課題の解決や、
5Gの可能性の追求、社会貢献に取り組みます。

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富士ソフトの5G戦略

富士ソフトでは、2024年に向けた技術戦略として「DX+AIS-CRM+SD+(5)G2」(デラックスアイスクリームSDG2)を掲げ、お客様の競争力向上やビジネス拡大への貢献を目指しております。
その技術戦略の新たな軸の1つとして、「5G」、「ローカル5G」への取り組みに力を入れており、
5Gを利用した様々な技術・ノウハウを生かし、お客様へのビジネス課題の解決や社会貢献に取り組んでいます。

DXソリューション強化
上流強化
5G、ローカル5Gへの取組
  • 働き方改革・リモートワーク関連
  • スマート工場/物流
  • 精細な画像(デジタルツイン)
  • 5G、ローカル5G等通信関連
  • ニューリテール関連
  • サービスデザイン(SD)を適用したお客様対応部隊の強化
  • ITコンサルティング部隊の強化と外部企業アライアンスによる上流からの取組実施
  • 自社内ローカル5G R&D
  • 自社ラボを活用したEnd-to-Endでの実証試験
  • ロボットSI・スマート工場への応用等
そしてGlobal展開

ローカル5Gとは?

通信事業者の5Gサービスと異なり、ビジネスシーンでの地域や産業の個別のニーズに応じて企業や自治体などが、
自らの建物内や敷地内といった特定エリア内に、使用用途に応じた独自の5Gネットワークを構築できる無線システムを意味します。
ローカル5Gは、外部のネットワークから分離された環境でデータを送受信できるため、他エリアで通信トラブルが発生しても影響を受けにくく、セキュリティ面を強化できる利点があります。

ローカル5Gの強み

5Gは皆さんがスマートフォン等で利用している通信方式ですが、本稿においては5Gの中でも企業や自治体などが特定のエリア内に独自に構築することのできる「ローカル5G」の強みについて、免許制度と併せて説明して行きます。

企業がローカル5Gを展開するユースケースは世界的にも増加傾向にあります。日本国内にてローカル5Gを利用する場合、総務省より免許を取得する必要がありますが、専門知識が必要になるため、免許取得がローカル5G導入に向けたハードルとなります。 当社では2022年にローカル5G事業者としての免許を取得し、又、免許取得に関する業務サポートの提供も開始している状況です。

なぜ今、ローカル5Gが必要なのか?
5G以前より存在する無線技術と比較しつつ、5Gの強みについてお伝えしたいと思います。

プライベートLTEとの違い

1つ目に、ローカル5Gの4G版とも言えるプライベートLTE(自営等BWA)の存在があります。これは、ローカル5Gと比較した場合、免許取得が必要である点は変わりませんが、展開できるエリアが地域BWAが利用されていない場所、又は近い将来利用する可能性が低い場所でなければならない制約があります。

Wi-Fiとの違い

2つ目に、Wi-Fiといった選択肢もあります。 Wi-Fiと言えば、皆さんもインターネット接続で利用した経験があると思います。Wi-Fiは、免許が必要なく誰にでも使える反面、使用する周波数が定められており、電波干渉などの調整が難しいこともあります。 Wi-Fiとの違いとして、ローカル5Gは免許周波数帯を使用しているため、通信の質が安定します。もしも、干渉波等の影響があった場合、変調方式などの調整機能を利用することで、より安定した品質を得ることができます。

通信の品質(QoS)の制御に関しても比較してみます。Wi-Fiは、送受信するデータに優先順位を決めて、優先度の高いデータから順番に扱う優先制御のQoSのみ設定できます。 一方、ローカル5Gでは、QoS制御は細かく設定可能で、アップロード側・ダウンロード側の比率をカスタマイズすることもできるため、用途に適した通信品質を提供できます。

更に、Wi-Fiが狭いエリアでのインターネットアクセス環境の提供を想定するものである一方、
5Gの技術は標準化団体(3gpp)により4Gの進化版として5Gが仕様策定される流れとなったため、どんなことにも適用できるようなコンセプトで設計されています。具体的な技術としては、SIMカード単位の制御やエッジコンピューティングの導入による、ユースケース毎の最適化を図ることが可能となっています。

「ローカル5G」をどのように活用できるのか?

ローカル5Gは、プライベートLTEやWi-Fiと比較し、より高度な通信の安定性、通信速度、通信距離に強みを持っており、セキュリティ面でもネットワークが分離されている性質上、外部の通信トラブルの影響を受けにくく安全性が高いと言った特徴があります。
このような特徴があるため、地域の生活環境の維持や発展を支えるインフラ、産業での生産性向上や効率化と言った地域利用から産業利用まで幅広い分野での活用が期待されています。
以下では、当社の活用ユースケースについてご紹介致します。


ローカル5G導入事例

一次産業 農業・漁業

トラクターなどの農業機器の自動運転による産業の効率化、自動化。リアルタイムな海中監視による養殖業の支援。

工場の自動化
(スマートファクトリー)

遠隔地からの品質検査。オートメーション化による無人化、効率化。

医療・ヘルスケア

離島などの医師不足、不在の地域への遠隔医療支援。医療ロボットによる遠隔手術の実現。

防災・防犯

遠隔監視カメラによる不審者の追跡、震災予兆の監視と、リアルタイムな映像解析との連携

観光・文化・スポーツ

メタバースによるVR観光体験。参加型、体験型の文化、スポーツ交流。

モビリティ・インフラ

高度な自動運転社会の実現。ドローン等による無人機器を使ったインフラ保守。

上記は一例となり以下のようなテクノロジーと5Gをコラボレーションさせることも可能です。当社では様々な領域のインテグレーション経験を蓄積しておりますので、以下に記載のないテクノロジーについても、お気軽にお問い合わせください。

コラボレーション例:クラウド、AI、ビックデータ、セキュリティサービス、RPA、産業用ロボット、ロジスティクス

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ローカル5Gラボ

移動体通信の世界は、5Gの登場により大きく変わろうとしています。4Gまでは、インターネット検索や動画視聴といった、サーバーからユーザーの手元に情報を取得するダウンロードが主なサービス利用の形態でした。5Gでは、ユーザーの手元にある情報をサーバーや他者と共有することが出来るアップロード側の機能が強化されたことで、双方向のサービスが利用できるようになり、5Gの特徴である高速、低遅延、多接続を活かし、コンシューマ向けだけでなく、エンタープライズ向けなどのビジネスシーンに活用できると期待されています。

その例として、ローカル5Gがあります。ローカル5Gは通信事業者が用意した基地局からの電波を使うのではなく、自前で基地局を設置する方法です。ローカル5Gを導入することで、自社のビジネスシーンに5Gの機能をフル活用することができ、既存のビジネスモデルを変革してお客様の課題解決に役立てることが可能になります。

しかし、ローカル5Gの機能を活用するためには・・・
いくつかのハードルがあります

ローカル5Gは、機器の選定から利用機能の選択まで、様々なカスタマイズが可能なことが特徴にあります。
その一方で、機器の組合せや利用機能の範囲には様々なパターンが存在し、それらを構築し終えてからでないと効果を検証することが出来ないため、効果が見えずらく、検証コストの負担にも繋がります。​

富士ソフトの「ローカル5Gラボ」で、
事前に検証しお客様のビジネス課題の解決を支援します!

富士ソフトのローカル5Gラボでは、予めローカル5Gの基礎部分を構築した上で、様々なカスタマイズにも柔軟に対応できる環境をご用意しております。お客様の検証コストの負担を軽減し、ビジネス課題への効果が見えやすい環境を提供し、事前検証することが可能です。

2022年9月現在、無線局免許状を取得し、社内ラボとしてプレオープン致しました。
今後はローカル5G設備の機能検証を行いながら、お客様にも5Gで実体感いただける設備となります!

ビジネス課題解決のソリューション検討サイクル

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