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2014年7月1日


富士ソフト株式会社と株式会社モフィリア
「mofiria®の指静脈認証デバイスとソフトウェア開発キット」の販売代理店契約を締結
~富士ソフトの技術力と富士ソフトグループのグローバルネットワークを活かし、
国内・海外市場におけるmofiria®指静脈認証ソリューションの普及を目指す~

 富士ソフト株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役 社長執行役員:坂下 智保、以下 富士ソフト)と、株式会社モフィリア(本社:東京都品川区、代表取締役社長:天貝 佐登史、以下 モフィリア)は、「mofiria®の指静脈認証デバイスとソフトウェア開発キット」の販売代理店契約を締結し、国内外に向け、富士ソフトが7月2日(水)から販売を開始しますのでお知らせいたします。

 現在、生体認証は、スマートフォンでのロック解除や、業務アプリケーションのアクセス制御、入退室管理、病院や薬局などでの本人確認等、用途が多様化しており、海外での市場規模は年間30%以上拡大すると見込まれています。中でも、皮膚の内部情報を利用する静脈認証は、なりすましや偽造が極めて難しく、認証の精度も非常に高いとされていることから、近年その認知度と共にニーズが急速に増え続けており、今後、シェアの拡大が期待されています。

 富士ソフトが販売代理店になることにより、富士ソフトグループのグローバルネットワークを通じて、全世界に向け現地に根差したサポート体制を確立し、指静脈認証を取り入れた様々なサービスの普及に努めてまいります。



富士ソフトでの販売について
販売開始日: 2014年7月2日(水)
取扱製品: mofiria®の指静脈認証デバイス及びソフトウェア開発キット
参考価格: USB接続指静脈接続ユニット(スタンドアローンユニット) 1台 22, 000円(税抜)から

指静脈認証モジュール(組込用モジュール) 1台 26, 000円(税抜)から
販売目標: 2017年3月31日までに350社への導入を目指す。














指静脈認証デバイスについて
■主な製品イメージ写真
USB 接続指静脈接続ユニット 指静脈認証モジュール
(スタンドアローンユニット) (組込用モジュール)
「FVA-U2SXA」 「FVA-M1ST」



■技術概要
 モフィリアの指静脈認証(FVA‐Finger Vein Authentication)技術は、LEDから発光された近赤外光を指静脈にあて、体内で散乱した光をCMOSセンサーで効率的に撮像する独自の反射散乱方式を採用しています。
 生体認証の中でも、静脈による認証技術は、指紋や顔など他の生体認証と異なり、皮膚の内部情報を活用するため、偽造が極めて困難であり、生体認証の中でも最も高い安全性があると言われております。 また、他人受入や本人拒否といった認証精度も非常に高いとされ、近年、急速に需要が高まっており、今後も更なるシェアの拡大が期待されています。


mofiria®の指静脈認証の主な特徴
1.スタンドアローンユニットは、デスクに置いても場所を取らない手の平サイズの小型・軽量デバイス
2.事前に登録する個人の生体情報が小さく、高速転送や大量保存に最適なサイズ
3.独自の認証アルゴリズムで強固な暗号化に加え、高速で高性能な照合の実現
4.利用環境に応じ、より快適な操作を実現させる豊富なオプション製品群を提供




■応用範囲
金融、ネットワークインフラ、医療、クラウドコンピューティング、教育といった高いセキュリティ基準を要求される産業にとってとりわけ価値のあるものにしています。
金融・決済 ○複数のパスワード管理の煩わしさの解消
○パスワードを盗まれる危険性の低減
○ネットバンキング・ネットショッピング決済時の認証の安全性
医療 ○電子カルテ等へのアクセス制限
○薬品保管庫へのアクセス制限
○患者の本人特定(誤認手術の回避)
○遠隔医療時の本人特定
クラウドコンピューティング ○オンラインストレージに保管するデータの暗号処理
○重要データのアクセス制限
○オンラインサービスへのログイン
e-learning・教育 ○e-learning 不正受講防止
○e-learning 在宅資格試験の実現
○個人情報・機密情報保護
○学習コンテンツ保護
モバイル ○本人しかアンロックできない携帯端末
○データ・ファイルの暗号化による情報流出の危険性低減
○スマートフォン・携帯電話での決済時の“なりすまし”回避


■主な導入実績
- ATM(現金自動預け払い機)に搭載され中国の銀行に納入。
- トルコ全土の病院・薬局にて静脈認証による本人特定を行う国家プロジェクトへの参入が決まり納入。
- 行員向け業務システムのログオン管理に採用。

* mofiriaは株式会社モフィリアの登録商標です。



ご参考
■富士ソフト株式会社 執行役員 システム事業本部 通信事業部長 兼 国際事業部長 安江 令子のコメント

我々は、生体認証セキュリティと指静脈認証を専門とする最も革新的な企業の1 つであるモフィリア社とパートナーシップを発表することに心を躍らせています。40 年以上のソフトウェア開発の経験とノウハウ、そしてシステムインテグレーションのエキスパートとして、モフィリアの指静脈認証ソリューションの価値をさらに高めていくことができると考えています。さらに、我々のグローバルネットワークを活用し、この技術を世界各地で利用可能にしていきます。このパートナーシップは、情報漏洩や詐欺から最も貴重な資産を保護するためにグローバルにお客さまをサポートするという私たちの共通の強い信念に基づいています。


■株式会社モフィリア 代表取締役社長 天貝 佐登史のコメント

弊社は、生体認証における世界トップクラスのソリューションプロバイダーを目指して2010 年にソニーから独自の静脈認証技術(mofiria)ごと独立しました。 mofiria の性能には絶対の自信を持っておりますが、まだ小さな部隊ですので、ソリューション全体を自前でカバーするということは考えずに自分の強いところに集中し、お客様のご要望に対しては、強力なパートナーとタッグチームを組むことによって、お客様の期待に120%応えることを実現して参る所存です。 今回、富士ソフト社の持つ、豊富で強力なシステムインテグレーション技術やアプリケーション開発ノウハウとタイアップして、快適でセキュア度の極めて高いソリューションをご提供できるものと確信しております。


■富士ソフト株式会社について http://www.fsi.co.jp/

富士ソフト株式会社は、1970 年創立の独立系IT ソリューションベンダーです。モバイル・自動車・家電等に関連する組み込み系ソフトウェアの開発や金融・製造・流通・文教分野等における業務系システムの構築を行っています。近年では、クラウド(C)・ロボットテクノロジー(R)・モバイル(M)をキーワードに、コミュニケーションロボット「PALRO」、校内情報配信システム「みらいスクールステーション」、スマートドキュメントサービス「moreNOTE」など製品サービスにも注力し、独立系の強み/高い技術力/豊富な経験を活かした“お客様に最適なサービス”を提供しています。


■富士ソフトグループのグローバルネットワークについて

海外のお客様はもとより、現地に拠点のある日系企業にも、制御系・業務系ソフトウェア開発から、保守・運用、オフショアリングなど、グローバルに活躍するお客様を総合的にサポートいたします。そして、ソフトウェアにおける日本品質のサービスを、国境を超えお客様へご提供いたします。
グローバルネットワーク拠点数:10 ヶ国、18 拠点


■株式会社モフィリアについて http://www.mofiria.com

2010 年12 月に、ソニー株式会社が開発した独自の指静脈認証技術を継承し独立。「小型軽量、高速認証、快適操作」をスローガンに、最も精度の高い生体認証の一つとして評価されている静脈認証の技術をより使いやすく、どこでも利用できる世界の実現に向けサービスを提供しています。



                                                                                      以上

この件に関するお問い合わせ

■ニュースリリースについて
コーポレートコミュニケーション部
担当:久下・西元
〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3
TEL:03-5209-5910
FAX:03-5209-6085
E-MAIL:mkoho@fsi.co.jp

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担当:早乙女・フィッシャー
〒231-8008 神奈川県横浜市中区桜木町1-1
TEL:045-650-9179
E-MAIL:mofiria@fsi.co.jp

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